徒然なる日々

無気力怠惰系社内SEのあれやこれや

栗の怪

先日栗拾いに行った。10月のくせにめちゃくちゃ暑く、汗をダラダラかきながらできるだけデケェ栗をと頑張って集め、満足げに帰ってきた。

ここで大きなミスを犯してしまったのであるが、持ち帰ってきた栗はすぐに剥いて料理に使うか、冷蔵庫か冷凍庫に保管しないといけないみたいですね。我が家はその辺に1週間放置してしまったのである。

放置を始めて2日目くらいで、栗を食い破って中から虫が出てきているのを発見した。うへぇと思いながら、それ以上は出てきていなかったのでこいつだけだったのかと安心して更に数日ほったらかしていたのだが、親族にはよ剥かなあかんでと言われて急遽剥いたのが昨日。

すると出るわ出るわの芋虫たち。体感で2個に1つくらいは虫が入っている。1つの栗に4匹詰め込まれているものもあった。ぐへぇ。ググってみると中にいたのはクリジギゾウムシというらしい。

taskle.jp

 

とりあえず無事だった栗を剥いてレスキューしたものの、穴の開いてない栗にも虫がいるとはトラップすぎる。つまりはこれ、幼虫が孵化する前に処理して食べてしまったら卵もろとも食していることになりますね。何ならこの幼虫を食用にしている地域もあるらしいので完全に無害ではあろうが、抵抗がある人はもう栗食べられない…ってなっちゃいそう。僕は気にせず食べていく。

そもそも栗って剥くのが大変すぎるんだよな。モンブランが妙に高いのは栗が高級品なんじゃなくて剥く手間や害虫の存在のせいなんじゃないかと思う今日この頃。

激しい戦いの後、子供が出てきた幼虫を育てるとか言い出して、中に虫が入っている栗が虫かごに鎮座しているのであった。

おわり

油ぎっとぎとのホルモンが食べたい

四十路が迫るにつれて、焼肉やステーキがたくさん食べられなくなってくる。本当に量が食べられないし、調子に乗ってたくさん脂身を食べたりすると胃もたれして最悪だ。苦しくて夜も寝れない。

それなのに、月一回くらいギトギト脂のホルモンが食べたくなる。油の少ないホルモンもありもちろんおいしいが、私が求めているのはいつもホソ(シロとかマルチョウとかとも言う)のギトギト脂だ。

他人の写真を貼るのは良くないので画像検索の結果を載せておく。写真見てるだけでよだれ出るわ。

ホルモン ホソ - Google 検索

だが妻はそこまで好きではなく、小さい子供たちに食べさせることもできないので、食卓に上ることは滅多にない。なので妻と子供が不在の日にこっそり買ってきて一人で食べたりしているのだが、月一くらいで安定して食べたいなぁ。

脂、食べたいなぁ。以上です。

おわり

日々で一番苦しい時間考

私は月のほとんどをリモートワークで過ごしており、必然的に家事や育児にかけられる時間も多くなっている。始業前に洗濯物を干したり子供の幼稚園の準備を促したり、昼休みに洗濯を取り込んだりたまにご飯を作ったりしているが、生来家事は苦痛でない人間なので日々心穏やかに過ごしている。毎日満員電車で通勤し人と顔を合わせるストレスの方がよっぽどきつい。

とはいえ、特に育児に関して苦しみがあるのは全く否定できない。自分はもともと子供が好きではなかったが、自分の子どもが生まれるとさすがにかわいいので頑張って育児している。子供はもちろん言うことは聞かないしすぐに泣き叫ぶのでイライラすることしょっちゅうであり、単純なストレスで言うと仕事なんかの比ではない。

それでもまあ大したことではないかと日々過ごしているのだが、どうしても本当に苦痛で仕方ない育児の儀式があり、つまりは子供の寝かし付けである。我が家では私と妻が毎日交互に子供たちを寝かしつけているが、夜にやりたいことがあってもぐっと堪えて子供が寝るまで息をひそめてないといけない。奴らが寝付くより前にに動いたり物音を立てるとすぐに起き上がるし、布団を被ってこっそりスマホをいじろうものなら何故か嗅ぎ付けて布団をめくってくる。

なのでただ目を閉じて真っ暗な部屋の中寝たふりをし続けないといけないが、寝る間際の子どもは妙に機嫌が悪く、勝手に泣き出したり怒ったりと情緒不安定でこちらの精神が削られる。黙って目を閉じているとそのままこちらが寝落ちしてしまうことがあり(連れていかれる、と我が家ではこの現象のことを呼んでいる)、目が覚めた時には既に午前1時、歯磨きしていないので口の中が最悪に気持ち悪く、歯磨きしに行こうとしたら子供が起きてきて地獄の再来、みたいな日がよくある。

この寝かしつけにまつわるあれやこれやや無為に過ぎていく時間が本当に苦痛であり、どうやったらストレスでなくなるのか見当もつかない。妻は最初から諦めて子供より先に寝てしまっている日も多いようで、起こしに行っても帰ってこない日も多い。見習って自分も寝る日もあるが、19時からすやすやと眠れるのはよっぽど疲れていたり寝不足の日だけで、普段は眠ることもできずただただ辛い時間なのである。それでいて夜中は暴れまわったり急に叫んだりして睡眠を妨害してくるんだよな。止めることのできない溢れ出るエネルギーだ。

寝かし付け前に絵本を読んだり遊びに付き合ったりするうちはまだ心穏やかにいられるのだが、どうすれば寝かし付けの時間がが楽に幸せになるのか、想像もできない。きっと子供たちが成長して、別の部屋で寝るようになって初めて気持ちが楽になるんだと思われる。

子どもが一緒に寝てくれるのなんて今のうちなんだから貴重だよ、という意見もあるだろう。よくわかる。でもそういう問題ではないのだ。夜寝る時だけ10歳くらい年取って他の部屋で寝てくれないかなと毎日本当に心から思っている。そういえば今日も寝かしつけ当番の日だ。へるぷ。

おわり

死の魔法(直球)

PS4オンラインストアを見ていると、前から気になっていたホグワーツレガシーが70%引きの2000円台で購入できたので早速やってみた。

ストーリーもちゃんとしてるし、オープンワールド的に箒に乗って空を飛びまわるのは本当に楽しかったが、ちゃんとした感想は先達諸氏にお譲りするとして、自分が一番楽しかったのは禁じられた魔法等のヤベェ技を敵にぶっ放せるところだ。

セバスチャンとかいう同級生が家庭の事情で闇落ちしていって禁断の魔法を教えてくれるのだが、それをその辺で密漁してる悪い奴らに問答無用でぶっ放せる。クルーシオで死ぬほどつらそうにしてるところにアバダケダブラをぶち込めば一瞬で密漁者どもが即死である。他にも変化魔法とかいうので敵を爆発する樽に変化させて、他の敵に投げつけて2人まとめて爆殺することも可能だ。楽しすぎるやろ。

あと何が面白いってこのゲームの主人公がモノホンのサイコパスである点であり、密漁者を殺したら「これで動物たちも静かに過ごせるね…」とか、ランロク(ラスボスの名前)の手下を殺したら「ランロクのせいだからね!!!!(唐突なヒステリー)」みたいなことを言って殺人を正当化する。クエストでも親切なこと言ってるかと思えば選択肢次第で守銭奴になったり急に突き放したりと、プレーヤーの代理と言えば聞こえはいいがこいつ心を持たぬ怪物かよと思う場面が全編通して満ち溢れていた。

とにかく面白いので皆さんもやった方がいい。ハリーポッター好きならプレイ必須ですね。

おわり

TOEICを久しぶりに受けたら960点取れた

しばらくブログを書いていなかったが、なんとなく散文を書きなぐりたい気持ちになってきたので日記を書いていこうと思う。

前回TOEICを受けたのが2018年でスコアは875点だった。それまでのスコアから200点も上がったので大層嬉しかったのを覚えている。当時は仕事に英語を使うこともあり、モチベーションに満ち溢れていたような気がする。

あれから6年経ち、複数回転職していまや一切英語を使わない暮らしとなっている。英語が錆び付かない程度にNative Campをやったりしているが、せいぜい月に数回くらいでやはりどんどん忘れていっている感じがする。と思っていたところ、会社がをタダで受けさせてくれる機会があり、今受けたらどんなもんか試してみることにした。

TOEICというと2時間みっちり死ぬほどしんどいテストというイメージだったが、なんと現在は企業からの申し込みであればオンラインで受験できるとのことで大変ありがたかった。それも試験時間がたったの1時間で集中力が切れる前に終わることができる。

その代わり、リスニングとリーディングがそれぞれ前半と後半に分かれていて、それぞれの前半の出来に応じて後半の難易度が変わってスコアを算出するようになっているようだ。確かにリスニングの前半はいつも通りゆっくり目のきれいな英語だったのに、後半の最後の方はめちゃくちゃ早口になって笑ってしまった。リーディングはあんまり急に難しくなったとは感じなかったけど。

オンライン受験ということでカンニング対策みたいなことも気になるところだが、正直なところカンニングなんかしている余裕は無い。TOEICを受けたことがある人ならわかるだろうが時間も無いし、悠長にググってたらすぐに制限時間が来て強制的に次のパートに進められてしまうし、そもそもググったところで解答に繋がる直接的な情報に辿り着けない。生成AIに丸ごとコピペみたいなことができるなら解答出してくれそうだけど、当然ながらコピペ防止が施されているしそんなこともできない。一応AIがカンニングをしていないか監視するバージョンの試験もあるようだけど、自分の会社ではAI監視は導入していないみたいだったし、替え玉受験の防止以外ではそもそもの必要性があまり感じられなかった。

受験にあたっては、受験数日前から前に使っていたリスニングの教材と文法の問題集を数時間さらっとやっただけでほぼ無勉強だった。前職でたくさん英語を使っていた頃の貯金でどこまで戦えるか測ってみたかったというのもある、というのが言い訳であり、勉強ってめんどくさいし肩こり酷くてそれどころじゃないからね、仕方ないね。

そして肝心のスコアはこんな感じ。オンラインテストは受験終わった瞬間にスコアが見えるので一瞬何か間違っているのかと思ったが、確かに解き終わっても時間がかなり余っていたし、確かに英語ができるようになっていたんだろう。やるやん。

とはいえこれはオンラインのIPテストのスコアで、公開テストのスコアしか認めないみたいな原理主義的ご意見が存在していることも承知はしているが、公式の見解としては公開テストのスコアと同じ扱いということなので容赦してほしい。

これだけスコア取れても仕事で英語使う機会がゼロなのが悲しいね。自分で選んだ職場だし、日本語好きなのでまあええけど。自己研鑽も飽きてきたのでどんどんゲームとかやっていきたい。

おわり

E資格に合格したので勉強方法などまとめ

先日実施されたJDLA Deep Learning for ENGINEER 2024 #1、通称E資格に合格したので忘れないうちにまとめておく。↓は得点率。全体の得点率や問題割合が非公開なのでよく分からないがぼちぼちできた方だと思う。肝心の深層学習の得点がゴミなので残念な感じは否めない。

E資格とは

ご存じの通り、E資格はJDLAが主催しているAI関連の資格の一つであり、薄く広い知識やビジネスへのAI適用に主眼を置いたG検定と比べて、より深い理論や数式、プログラムの知識が要求される資格となっている。

業務でいわゆるDXに関わることが多く、昨年G検定に受かったので次なる学習としてE資格を受けてみることにした次第。なかなかしんどかった。

認定講座

このE資格、G検定と違ってJDLAが認定している業者のE資格講座を修了しないと受験資格が得られない。これがまたなかなかに高額で利権の香りを感じずにはいられないが、一受験者たる自分には何も言う権利など無く、受講費用を会社が出してくれるのでありがたく受講させていただいた。

どの講座を受けるかは悩みどころだろうが、私は会社の人が以前に受けたことがあるAVILENの講座を深く考えずに選択した。受験要件となるE資格講座のほかに、その前段となる機械学習に関する基礎知識を学べる機械学習講座もあるが、そちらはある程度知っている内容だったのでE資格講座だけを受講した。

いろんな方々がブログなりにまとめられているが、AVILENの講座はプログラミング(TensorflowかPytorchを選択)演習がなかなかにヘビーで、その上独自のプロダクトを開発する演習、更には修了試験まであり受験資格を得るまでの道のりがそれなりに険しかった。特に修了試験は2回落ちると次から追加受験料が発生するので要注意。

ただこの講座、終了した後に使える問題集(多分修了試験と同じ)があり、これが合格に非常に有用だと感じた。後述の黒本だけでは最近の要素だったりフレームワークによる実装には対応していなかったりするので、AVILENの問題集をやりこむだけでかなり合格に近づくと思う。AVILEN講座の合格率の高さはこのあたりにあるんだろうと思った。

講座以外の勉強

ここがおそらく一番みんなが知りたく、そしてネット上に情報があんまり無いところだと思われる。自分なりに調べたり試行錯誤してみたのでまとめてみたい。

  1. ゼロつく(1と2)
  2. 神ブログ
  3. 頑張ってまとめたノート
  4. 黒本
  5. AVILENの想定問題集

ゼロつく

これはもう言うまでもないくらい有名だが、PythonでほぼフルスクラッチDeep Learningを実装していこうという本。理論から実装まで極めて丁寧に説明されているので、読みながら写経するだけで相当勉強になるし、ここで出てきたソースコードがそのまま本番の問題に出てきたりするのでやらない理由は無いだろう。

1~4まで出ているが、E資格の合格のためだけなら1と2をやっておけば十分だろう。とにかく自分で手を動かして実装してみることをおすすめする。1はシンプルな全結合ネットワークとCNN、2がword2vec、RNN、LSTMやAttentionになっている。どちらも本番試験でたくさん出てくる。

神ブログ

先ほどE資格に関する情報は少ないと述べたが、実際にはとても大事なことをまとめてくれているブログも複数ある。知識面の整理を載せてくれているブログは大いに学習の参考になるのは当然のことだ。ただそれだけではなく、この手の試験では丸暗記が重要になることが多いのもまあそうなるよなということで、ここ丸暗記しとけよと教えてくれているブログもチェックしておこう。本当にお世話になりました。感謝。

ここに載っているのはPythonコードについてだけなので、その他いみふな数式も丸暗記した方がいいと思う。RNN、LSTM、GRUの各計算、価値観数、行動価値観数や方策勾配定理等の強化学習関連のカオスな数式たち、損失関数たち(特にGANのやつとか)、等々。どこまでちゃんと理解したうえで覚えて、どの範囲を丸暗記するかは自分の脳と要相談。

頑張ってまとめたノート

何のことは無い、AVILEN講座のテキストだとかブログだとか自分でまとめたこととかから、大事なところをひたすらExcelにペタペタと貼り付けて作った自作ノートだ(著作物を含むのでもちろん公開はできない)。

ノートくらいみんなまとめているかもしれないが、個人的にここで大事だと思うことは、「ちゃんとシラバスを見よう」ということ。試験を受けるなら何が試験に出るかちゃんと見て、そこに絞って勉強をするのが当たり前だけど重要となる。例えば認定講座ではシラバスの範囲外も教えていたり、逆にシラバスに入っていることでも教えていなかったりするので要注意。シラバスは公式ページで公開されているので絶対に見ましょう。ちなみに2024年の夏の試験からシラバスが改定されるみたいだったので、絶対に今回合格したかったというのがある。余談。

E資格とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】

このシラバスで出ると書いてある各要素について、完璧に理解しているというもの以外の内容を順番にノートにまとめていって、寝る前とか電車の中とかで繰り返しぼんやり読むことで頭に入れていった。昔英単語を暗記したのと同じように、一か所をずっと考えるのではなく何度も繰り返して流し読みする感じ。

一個だけ失敗を挙げるとすれば、旧シラバスに載っていたが受験時点のシラバスから消えていた「ネステロフのモメンタム」というのが普通に出題されたことだ(問題の詳細は言ってはいけないらしいので割愛)。「モメンタム」という項目にまとめられたということだろうが、元々書いてあったのをあえて消したらもう出ないと思って油断するやんけ。全く分からんかったしちょっと腹立った。余談。

黒本

E資格のための問題集本はこれしか無いのでやらない理由が存在しない。公式が参考書籍としているくらいだし。

結構値が張るが、中古なりで購入してでも絶対やりましょう。第2版が出ている中では最新だけど、中古市場には古い第一版が出回っているので間違って買わないように。今度シラバスも変わるのでもしかしたら第3版が出るかもしれない。

長らく第2版から改定されておらず旧シラバスを基に作られており、最近追加された問題だったりフレームワークを用いた実装には対応していないので、その部分は認定講座なりで別途演習する必要がある。

AVILENの想定問題集

これは上述の通りで、黒本よりも有効だったかもしれない。問題の選択肢の中に答えが書いてあったり謎の誤植があったりするので多少の改善は望まれる。受講した認定講座によって学習に使える材料は変わってくるので、AVILEN以外については何も言えることが無いが、少なくとも私にとっては極めて役に立った。

大体の合計勉強時間:約50時間/期間は実質一ヶ月

ちゃんと測定したわけではないけど、多分全部で50時間くらい勉強した気がする。Python機械学習に触れたことがあったのと、G検定と内容が被っているところも多かったのでかなり省エネで合格したが、完全な初学者だともっとかかると思われる。

  • 認定講座:20時間(動画は倍速再生、ほとんどの時間はプログラム演習)
  • 認定講座以外:30時間(ゼロつくやったり夜寝る前に問題を解いたり)

勉強期間はちょっといびつというか途中放置していて実質1か月ほど。

  • 試験4か月前にAVILEN講座を始める
  • 修了試験以外のプログラム演習までを半月で終わらせる
  • その後3ヶ月くらい放置
  • 終了期限ぎりぎりにちょっと勉強を始めて修了試験に合格
  • 最後2週間で知識の詰め込みと問題演習を集中的に

試験本番

テストセンターで身分証明書を見せたりなんやかんやして受験。黒本とAVILENの問題集でかなり慣れていたからか、とりあえず解き終わった時点で30分以上余っていた。そこから怪しいフラグを付けていた問題を熟考していたらちょうど時間が来たくらいで終了した。

これもいろんなブログで言われているしG検定も同様だが、出回っている問題よりも本番の方が確実に難しい。問題集ではあまり触れていないような要素の実装や、妙に問題文が長い長文問題、図表から言えることを読み取れる問題など、学生の頃の社会科のテストを思い出すような要素もたくさんあった。逆に言うと技術面を知らなくても頑張って問題を読み解けば推測できる問題もあったので、時間の許す限り頭をフル回転させると光明が見えるかもしれない。

まとめ

どれくらい難しかったかと振り返るといまいち分からない試験だった。お金も時間もかかるのは何となくPMPと同じ感覚。やはり覚えることが多かったのでITストラテジストよりは難しかった気がする。

もう資格の勉強はちょっと飽きてきたので、次は家の電気工事をできるように電気工事士を目指すか、英語の勉強を再開してTOEIC900点を目指してみるか、どうしようかなぁと思いつつ、意識激低無気力人間なのですっかり堕落してしまい、Youtubeのショート動画やまとめブログに時間を吸われて日々が無為に過ぎていっている今日この頃である。

おわり

雑記:人の顔の好みはいかに形成されるのか

テレビで芸能人を見ていたり、大人の動画を探していたりするとふと思うことがある。何故人の顔の好みって全然違うのだろうかと。若かりし頃、友人と雑誌のグラビアなんかを見ながらどの子が好みかと言い合った経験は結構みんなあるんじゃないかと思うけど、不思議なほど好みがバラけてはいなかっただろうか。

人に限らず動物は、種の生存のために遺伝的に遠い人に惹かれるという話はよく聞く。でも画面や印刷された雑誌上でも好みがあるということは、見た目の好みは恐らくそういう遺伝子的なものではないんじゃないかと想像する。確かに家族でも顔が似てないこともあればめちゃくちゃ似ている他人もいるし、見た目と遺伝的な差異の間にはそれほど強い相関はないのかもしれない。じゃあ人の見た目の好みってどうやってできるんや。

無知なりにすぐ思いつくのは、やはり成育過程での様々な経験の集大成ということだ。昔優しくしてくれたお姉さんの記憶か脳の奥底に刻み込まれて、その人の顔は思い出せなくても無意識に好みになっている、みたいなのがあるかもしれない。つまり顔の好みは後天的に獲得するものであるし、人生において出会った事象や自分の行動で変わりうるものだと推測できる。確かに自分の好みも少しずつ変わって言っている気がする。

そうすると次に思うのが、果たして人の好みは意図的に作ったり変えたりできるのかということになる。きっとできるんじゃね、と思って調べたら案の定こんなのが出てきた。

https://https://tengahealthcare.com/column/post-2746/

驚くほどに顔の好みが操作されてるやんけ。人間の脳ってほんまええ加減やな、と思わざるを得たさないと同時に、なんて可塑性に富んだ柔軟な器官なのだと感心する。この仕組みを使えば、例えば無理やりお見合い結婚させられた全然好みじゃない配偶者がめちゃくちゃ好みにできてみんなハッピー、みたいな応用ができるかもしれないね。こわ。

この記事を読んでいて思ったけど、これって結構簡単にAIでも似たようなことができるのではないか。既に写真をポチポチ選んでいったら好みの顔を教えてくれるみたいなおもちゃAIはたくさんありそうだけど、どういう行動を取ればどんな好みになるか、果てはどんな性格や趣味嗜好になるかをコントロールして最強のストイック人間が作れるかもしれない。

あとは、既に予測値のラベルの数値が与えられているデータに対して、外的要因に応じてそのラベル値自体を変化させていくみたいな、教師ありなのか無しなのかはわからんけどそういう環境に適用していく仕組みに応用できたり?AIって往々にして継続的に再学習みたいなことをしないと精度が保てなくなっていく所あると思うけど、再学習を勝手にやる仕組みの組み込みなんかに使えないかなぁと素人ながらに妄想した。本当に素人なので確証は全く無いが。

人間の脳にも人工知能にもまだまだ無限の可能性が隠されているなぁ。私の脳は日々退化萎縮する一方だというのに。

そういえば上述の記事中にあった

男女の性的快感を入れ替える、つまり異性が性的快感を得ている際の脳活動を自力で再現し、その性的快感の疑似体験も可能になるかもしれません。

という部分、死ぬほど気になるので誰か実用化してくれ。頼んだぞ。

おわり